2023年3月12日更新しました。
2023年2月24日、信じられない事実が判明しました。
福岡県の老舗旅館「大丸別荘」の大浴場のお湯を、年に2回しか交換していなかった事実が判明しました!
大丸別荘の大浴場、年に2回しか交換しなかった理由を知りたいです!
大丸別荘が年に2回しか交換していなかったことがわかり安心しましたが、
なぜこの事実が判明したのでしょうか?
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【大丸別荘の発覚の理由】大浴場の湯の交換が年に2回の理由は?
【塩素注入も怠る】大浴場のお湯換え、年2回だけ 福岡の老舗高級旅館https://t.co/Kb24eCChK3
大丸別荘では昨年、県保健所の検査で浴槽から基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出され、衛生管理状況が詳しく調べられていた。 pic.twitter.com/Tty99HF2OL
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 23, 2023
大丸別荘は、どうして大浴場の湯の交換を2回しかしなかったのでしょう?
「保健所の指導の下、改善を行い、12月末より換水清掃および塩素注入の体制を整え、基準を満たした上で大浴場の営業を再開しております」と説明。「ご予約を頂いておりますお客様には大変ご迷惑とご心配をお掛けしております。取り急ぎ、お詫び申し上げます」引用:ねとらぼ
ということで、取り急ぎの謝罪コメントがありました。
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大丸別荘の社長|山田真社長によると(2023年2月24日時点)
【謝罪】温泉のお湯を年2回しか取り換えず「身勝手な理由だった」社長が会見https://t.co/d59RyjkrCr
老舗旅館「大丸別荘」の運営会社社長は会見で今回の不正について説明。塩素を注入していなかった点について「においが自分の体質に合わず嫌いだったという身勝手な理由だった」とした。 pic.twitter.com/YgajrEhGhr
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 28, 2023
その後、2月24日に、大丸別荘の社長によるコメントがありました。
大丸別荘山田真社長: 「毎分約70Lの湯が入り、それで入れ替わっているという認識があった。塩素濃度不足も知っていたが問題ないと思っていた。レジオネラ菌3700倍の結果にびっくりした。認識が甘かったと思っている。利用者や他の温泉旅館に対して申し訳ない」引用:TBS NEWS
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大丸別荘の社長の指示とは(2023年2月28日追記)
※2月28日に追記しました。
「大丸別荘」社長、自ら湯を入れ替えないよう指示…レジオネラ菌「大した菌ではないと認識」https://t.co/YiREvcMQ88#社会
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) February 28, 2023
2月28日の記事で、大丸別荘の社長が、2019年12月頃に、利用客が少ないことを理由に「入れ替えなくていい」と指示していたことがわかりました。
2019年12月頃、利用客が少ないことを理由に「入れ替えなくていい」と指示したという。県の調査では、基準値の最大約3700倍のレジオネラ菌が検出された。山田社長は「大した菌ではないという認識があった」と釈明した。引用:読売新聞
温泉旅館は、お湯の衛生管理を徹底することが基本中の基本なのではないでしょうか?
発覚の理由は?
さて、なぜ、この事実が判明したかというと、
福岡県によりますと、レジオネラ症を発症した人が大丸別荘を訪れていたことから調査を開始したそうです。
しかも、2022年8月にはすでに、基準値を超えるレジオネラ菌を検出されたそうです。
しかし、二日市温泉の大丸別荘は
「換水や塩素注入は適正だった」と答えたそうです。
その後の調査で虚偽であったことを認めたそうです。
さらに信じられないのが、この違法状態が2019年から続いているとのことです。
福岡県は罰則規定が適用できるかを確認しているそうです。
【レジオネラ症とは?】
レジオネラ症とは、レジオネラ属菌と呼ばれる細菌に感染することによって、さまざまな症状が起こる病気です。
レジオネラ属菌とは川や湖、温泉、土など自然界に生息する細菌で、20〜50℃の水まわりで生息・増殖することが分かっており、2022年11月現在で約60種類が確認されています。中でも、レジオネア症を引き起こす細菌としてよく知られているのは“レジオネラ・ニューモフィラ”と呼ばれる細菌です。
レジオネラ症は感染症法における“四類感染症”に分類されており、診断した医師は保健所へ届け出る必要があります。近年は検査方法の開発や普及に伴って、届出患者数に増加傾向がみられます。また、1年中生じ得る感染症ですが、特に旅行に出かける機会の多い7月や9月に患者数が多くみられるほか、中国、韓国、トルコ、イタリア、台湾など海外へ渡航した後にかかる人もいます。
あらゆる年齢の人で感染・発症する可能性がある病気で、特に高齢者・新生児は肺炎を引き起こしやすいといわれています。また、お酒を大量に飲む習慣のある人、喫煙習慣のある人、透析療法を受けている人、移植患者、免疫機能が低下している人も肺炎を引き起こすリスクが高いとされています。引用:メディカルノート
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世間の声|大丸別荘の大浴場の湯の交換が年に2回のみ
きたない〜
家の風呂水だってずっと張りっぱなし年2回しか交換しないわけないでしょう〜
不特定多数の人が入湯する公衆浴場でこれはない
おしりとか浸してる温泉
中には足水虫の人もいたと思うし水というものはただでさえ劣化する
病院の酸素の加湿水だって毎日交換しないといけない#大丸別荘— . (@mana2003iku) February 24, 2023
大丸別荘問題。泊まった客がレジオネラ症になって発覚したのにも関わらず、責任者の対応に誠意が全く感じられない……これまで築いてきた信頼をこれ以上失わないためにも、公表は差し控えますと逃げるより謝罪と是正が正しいのではと
— 植竹深雪|♨️温泉ジャーナリスト (@deepsnow25) February 24, 2023
大丸別荘よく行ってた…
お風呂全部石なんだけどぬるぬるするし洗ってんの?って聞いたら叔母にこのぬるぬるがいいって言われたけどレジオネラのせいだったのね
ご飯の質は落ちてたし途中からシャワーだけで済ませるようにしてたの正解だった…— あゆみん (@reply_to_NICO) February 24, 2023
大丸別荘の外壁、長らくこんな感じだったから通る度にゲンナリしてた。はみ出した枝もワサッとしててビンボ臭いし。一番色んな人に見られるところなのに。 pic.twitter.com/3qLadNYcyU
— ララ (@in3_Lala) February 24, 2023
#大丸別荘 のGoogleレビュー
覗いたら見かけたので。同じく福岡に籍を置く1人
として同意しかねる…。
旅館を経営してみろとか
論点はそこじゃない。衛生管理もズタズタで
隠蔽体質も見受けられる中で
信じろというのは無理がある。今までの行動も鑑みて
批判は甘んじて享受すべきだ。 pic.twitter.com/if0fRNpkNb— ジャポニカ学習帳 (@japonicaman1208) February 24, 2023
- 重要なお知らせとして、ウェブサイトで1番最初に告知すべきなのは、「設備メンテナンスがどうこう」ではなく、「保健所の検査にて、一時、基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出された」という「事実」じゃないですかね。今のご時世、企業が危機管理の初動を誤ると取り返しのつかないことになるのが分かっていないように見受けられます。
- 福岡県は罰則の適用も検討している?検討じゃなくてすぐ営業停止または大浴場使用停止にすべきでしょ。
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まとめ
福岡県の老舗旅館「大丸別荘」の大浴場のお湯を、年に2回しか交換していなかった事実が判明しました!
レジオネラ肺炎は高齢者の場合、重症化のリスクがあったはず。
これって命に関わる問題ですよね?
一見すると綺麗なお湯に見えても、他の旅館や温泉施設でも事前に確認することも大切だと思いました。
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