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中森明菜は松田聖子の歌唱力を超えている!?徹底比較まとめ!

中森明菜は松田聖子の歌唱力を超えている!?徹底比較まとめ!
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昭和の歌姫、二大巨頭として肩を並べる中森明菜さんと松田聖子さんですが、中森明菜さんの方が歌唱力への評価は高いようです。

いまYouTubeやTikTokで流れる昭和の名曲を耳にした若者たちから特に強い指示を受けているお2人ですが、実際のところ歌唱力はどちらが上なんでしょうね?

この記事では中森明菜さんと松田聖子さんの歌唱力に関する特徴、評価、代表作、受賞歴をそれぞれ分析し、比較検証していきたいと思います!

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中森明菜と松田聖子の歌唱力特徴

https://twitter.com/JYLSKhPApECN2tJ/status/1296140405000433665

まずは歌唱力に関する特徴から見ていきたいと思います。

対照的な二人の歌唱力は甲乙つけがたいものがありますが、やはり個性の面で中森明菜さんの方が松田聖子さんよりも長けている印象はあります。

中森明菜の歌唱力

中森明菜さんの歌唱力について調べてみると、中森明菜さんはやはり個性的で抜群のセンスを持っている歌手として評価されています。

どんな曲でも歌いこなし、カバー曲ですらまるで元から中森明菜さんの歌であったかのような錯覚を起こさせるその表現力は希少性の塊と言えるでしょう。

デビュー当時から艶のある声とウィスパーボイス、明菜ビブラートと言われるほどの長く伸びのあるビブラートが特徴的。 

若干音域が狭く、低音部分でボソボソとした暗い雰囲気を醸し出していますが、それすらも中森明菜さんの魅力の1つであり、表現が難しい『哀愁』を伝えるテクニックとなっています。

音域が狭いぶん音を外しにくく、歌の中で1番強調したい『見せ場』に差し掛かった時には伸び伸びとした声とビブラートが強烈なインパクトとして残ります。

また、曲ごとの世界観をきちんと伝え、歌いあげるという類まれなる表現力は、あの井上陽水さんを惚れこませてしまうほど。

デビュー当時から高レベルな歌唱力を備えていた中森明菜さんですが新曲発表ごとに磨き上げられていくと、多くのファンが口を揃えて言っています。

成長が著しく、アイドルから徐々に女性アーティストとしての表現力や風格が身についていった感じがします。

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松田聖子の歌唱力

歌唱力の前にまず松田聖子さんを語る上で押さえておきたいのが、プロジェクトの中で与えられた自分の役割をパーフェクトにこなしてしまうのが松田聖子さんその人です。

『世間から自分が求められているものは何なのか?』を読み取る力は天下一品。

さらにそれを周囲が期待する以上のものにしてこなしきってしまう、まさにアイドルになるべくしてなった人物と言っても過言ではありません。

さて、押さえるところを押さえたところでいよいよ松田聖子さんの歌の特徴についてお伝えしていきたい思います。

まず1番の特徴と言えば、突き抜けるように真っ直ぐ美しく伸びる高音と透明感でしょう。

中森明菜さんに比べて音域の幅が広いため、松田聖子さんの楽曲はどれも安定しにくく外しやすい部分があり、松田聖子さんだからこそできる表現力や抑揚の付け方など、とにかくテクニックがすごい! 

デビュー当時からずば抜けた歌唱力と安定感を持っており、さらに絶対音感の持ち主とあってテンポの良い曲もソツなく上手に歌いこなすそのテクニックは、さすが歌姫と呼ばれるにふさわしい歌唱力をお持ちですね。

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中森明菜と松田聖子の歌唱力評価

ここでは業界関係者からの歌唱力に関する評価をお伝えしていきたいと思います。

ちなみに2020年12月に放送された、フジテレビ『ボイストレーナー100人が選ぶ歌が上手い国宝級歌姫ベスト15』では、中森明菜さんはなんと堂々の5位にランクインしたのに対し、松田聖子さんは圏外という残念な結果でした。

中森明菜の歌唱力評価

過去に中森明菜さんを担当していたプロモーターであり作家の沢里裕二さんは

『中森は古臭いアイドル像に不満を持ち、セルフプロデュースを始めた。聖子さんが大衆の期待を察知し表現する一方で、中森はそれを裏切ろうとしていた』

と、語っています。

『彼女の歌を聴いた時は鳥肌が立った。作詞家が作り上げた歌詞への理解度が高く歌に説得力をもたせられる。彼女の持つスター性と歌唱表現力は別格で天性の才能を持つ15歳だと強烈に感じた』

また、このように話すのは中森明菜さんがデビュー時にレコード契約した『ワーナー・パイオニア』で、中森明菜さんのプロデュースを担当された小田洋雄さん。

小田さんは松田聖子さんと中森明菜さんの歌唱力についてもこのように述べています。

『歌い方は聖子に比べたら明菜さんのほうがダントツ。なんと言ってもすごみがあった。中島みゆきに近いものを感じていて、巫女さんというか母性のシンボルのような。だからできるだけ神秘性を増す売り方があったように思う』

プロにここまでのインパクトを与え、高い評価を受ける中森明菜さんの歌唱力は、やはり本物なんでしょうね。

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松田聖子の歌唱力評価

『プリンセス聖子』の生みの親である音楽プロデューサー、若松宗雄さんは松田聖子さんの歌声を初めて聴いた時の印象を

『台風の後に晴れ渡って空気が澄んでいくような透明感のある歌声』

このように表現しています。若松宗雄さんが松田聖子さんの歌声を聴いたのは、オーディションに送られてきたカセットテープだったそう。

カセットテープですから当然今ほど録音精度は良くなく、出力音にも限界があったでしょう。

それなのに『台風の後に晴れ渡って空気が澄んでいくような透明感』を感じさせる松田聖子さんの歌声とはどのような感じだったのでしょうか?

さらにワーナーミュージック・ジャパン代表取締役会長も務めた稲垣博司(現ミラクルバス主任研究員)は

『私は彼女のボーカル、音色に惹かれた。彼女の声は大きくはなかったが、歌の音圧がすごくて、彼女のボーカルには勢いを感じた』

『同時期に資質の違う明菜というライバルがいたことは、歌唱など芸時の面でも聖子には絶対にプラスだった』

中森明菜さんのことを含めて話す稲垣博司さんの評価からは、松田聖子さんの歌声に対する強いリスペクト心も感じられますね。

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中森明菜と松田聖子の受賞歴

お二人の受賞歴大賞相当分のみを挙げてみていきたいと思います。

見て頂けるとよくわかるのですが、中森明菜さんの受賞数の多さが圧巻です。

あれほど80年代を彩っていた松田聖子さんの大賞受賞数が極端に少ないのは意外でした。

中森明菜の受賞歴

1984年第10回日本テレビ音楽祭『十戒』…他4冠

1985年第27回日本レコード大賞『ミ・アモーレ』…他2冠

1986年第28回日本レコード大賞『DSIRE-情熱-』…他8冠

松田聖子の受賞歴

1982年FNS歌謡祭グランプリ『野ばらのエチュード』

1983年全日本歌謡音楽祭 ゴールデングランプリ『ガラスの林檎』…他2冠

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中森明菜と松田聖子の代表曲

https://twitter.com/atu_sawa/status/1427816979579117570

最後は中森明菜さんと松田聖子さんの代表曲を売上枚数とともにご紹介します!

80年代のオリコン1位獲得シングル枚数は、中森明菜さんの23作品中18曲なのに対し松田聖子さんはなんと27作品中24作品という脅威的な数字を誇っています。

さすがプリンセス聖子…!

中森明菜の代表曲

セカンドラブ【76.5万枚】

1982年サードシングルとして発売され、デビュー曲の『スローモーション』と同じくバラード曲で売上枚数なんと76万枚越えというモンスターレコード!

ストリングの効いたこだわりのサウンドもポイント。

飾りじゃないのよ涙は【62.4万枚】

1984年発売の誰もが知るこの有名曲は、なんとあのカリスマアーティスト井上陽水さんから提供された楽曲で、中森明菜さんをアイドルからアーティストへと変貌させた伝説の楽曲だとも言われています。

DESIRE-情熱-【51.6万枚】

1986年発売の16枚目シングル。

B面収録予定だったのを中森明菜さんの強い意向でA面に変更して発売し大ヒットした、中森明菜さんと言えばの超有名曲です。

情熱的な恋愛に憧れる大人の女性を彷彿させる楽曲で、和装と洋装をミックスしハイヒールとボブのウィッグを被ってダンサブルに魅せる中森明菜さんに魅了されたファン多数。

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松田聖子の代表曲

Sweet Memories【85.7万枚】

1983年発売の『ガラスの林檎』のB面に収録された曲であるにも関わらず人気沸騰し、後にジャケット変更を施してA面に作り替えられたものも存在します。

しっとりとしたメロディラインと松田聖子さんの高い歌唱力を感じます。

85.7万枚という驚異の売上枚数にも驚愕

青い珊瑚礁【60.2万枚】

1980年発売のセカンドシングルで、夏らしい爽やかな音と、『あぁ〜私の恋は〜♪』と、高音で伸びのある歌い出しは誰しも1度は耳にしたことがあるはず。

2021年4月にセルフカバーされるほどの超有名曲です。

赤いスイートピー【50万枚】

1982年発売の8枚目シングルで、作曲は松任谷由実さんが務めた松田聖子さんの代表作といえばこれ。

春をイメージするスローバラードで多くのファンを聖子ワールドに誘った、いまだカラオケでも歌われることの多い人気の1曲です。

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まとめ

今回は『中森明菜は松田聖子を超えている?歌唱力比較検証!』と題してお伝えしてまいりましたがいかがだったでしょうか?

松田聖子さんがスタジオに現れると場が華やぎ、中森明菜さんが現れると緊張感が走る。

まるで『太陽と月』を思わせる昭和アイドルの双璧、松田聖子さんと中森明菜さんですが、互いにとって良い影響もたくさんあったのではないかと思います。

松田聖子さんが王道アイドルを突き進んでくれるからこそ、中森明菜さんは目一杯のセルフプロデュースで自己表現を叶えてきたのではないでしょうか。

また、レコード売上自体は松田聖子さんの方が上でしたが、音楽賞の受賞歴は中森明菜さんの方が秀でていました。

オリコン1位獲得数もデビューが早い分、松田聖子さんの方が中森明菜さんを凌いでいますが、確率で考えると同レベル

ただ、中森明菜さんと松田聖子さんは本当に真逆のタイプですから『歌唱力』という一つの大きすぎるくくりの中で比較するのは、食べ物で『寿司と焼肉どっちが美味い?』と言うほどナンセンスなことなのかもしれません。

ちなみに筆者は声や人柄は中森明菜さん、曲は松田聖子さんが好きです。

お2人にはこれからもYouTubeなどを通してどんどん歌を歌っていってほしいですね!

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